セキュリティアーキテクチャ研究室

  • 印刷

研究概要

これまで、情報セキュリティ技術の研究はクライアント・サーバのような画一的なモデルをを対象として行われてきました。しかし、近年、クラウドコンピューティングのように、ネットワークをまたがって情報処理が行われるようになる一方、我々が利用するコンピュータ環境も、PCだけでなく、スマートフォン、モバイル端末、スマートカードなど、様々な処理能力を持つデバイスが融合して1つのサービスが構成されるようになっています。しかし、このようなサービスにおいて、我々利用者が快適で安全な技術を適切に選択することは困難です。

セキュリティアーキテクチャ研究室では、誰でも、いつでも最適なセキュリティ技術を無意識に利用できるネットワークを構成する技術として、デバイスやネットワークの状況を把握し、その状況に対して最適なセキュリティ技術の組み合わせを導出し、ネットワーク機器で自動的に実行させるという一貫した流れを実現する研究開発をしています。研究成果として、NICTが目指す新世代ネットワーク(NWGN)への展開、各種標準化を通じたネットワーク機器への実装の促進、CRYPTREC(CRYPTography Research and Evaluation Committees)を通じたプロトコル安全性評価技術の社会展開を目指します。